TR試験機
TR試験機ET 01-IIは、ISO 2921およびASTM D1329に準拠した温度と収縮率の変化によって低温特性を測定するための試験機です。
このTR試験機は6つの試験ステーションを備えています。試験片を伸長状態から解放し、温度を段階的に上昇させ、長さを連続的に測定し、サンプルが十分に収縮した時点で試験を停止するまでを自動的に試験します。
TR試験機に付属するEC 17 Windowsソフトウェアは、試験の設定をサポートし、試験結果をリアルタイムで表示します。このソフトウェアでは、複数の試験結果を表示・比較したり、規格で定められたTR10、TR30、TR50、TR70などの結果を含むレポートを作成したりできます。また、結果をエクスポートしてExcelで開くことも可能です。
同時に液体窒素を用いた自動冷却装置 ET 01.02 の導入をお勧めします。ET 01.02は、液体窒素を貯蔵するための極低温容器と、容器と低温試験装置を接続するための特殊バルブおよびホースで構成されています。容器は60リットルのステンレス鋼製で、従来の液体ボンベと比較して蒸発損失が少なく、過酷な作業環境にも安全に耐える耐久性を備えています。